ウィーンの学会の後、ハンガリーへのツアーがありました。その旅のバスの中で現地ガイドさんがすごくいい話をしてくれたのでお伝えします。
ハンガリー等東欧諸国も軒並み少子高齢化に直面しているそうですが。国による対策が日本と全く違って手厚い。子供を産んだ家庭には3年間それまでの所得と変わらない程の手当てが支給され、更にその祖父母の家庭にも3年間孫の面倒をみるための手当てが支給される。この3年の間に復職しても支給は変わらず給与も得られるとのこと。そして奨学金返済も若いうちに結婚して1人産んだら利子不要、2人産んだら半額、3人で只！しかも3人子供の居る家庭には住宅ローンの補助金が400万円ほど支給されるとのこと。若い人達が早く沢山産む仕組みを後押ししていますね。資源がどうなってるかはわかりませんが、うまく拡がればこれはとても素晴らしい対策だと思いました。
日本もちょこちょこやってないでこれくらい大掛かりしないとだめですね。国の全ての根幹は人口なんですよね。