不妊治療の保険適用問題
菅総理の「不妊治療に保険適用」発言以降、報道の数も増え内容も突っ込んだ物も多い。答えはすぐには出せないけど助成金の所得制限解除などの好意的な動きも出てきている。このムーブメント、一過性とならずに継続的なものになって欲しい。そうすることによって国民の意識も盛り上がっていくだろうし、より良い解が得られると思う。性急な結論は出さないで欲しい。
現実的な問題として、
・混合診療から派生する複雑かつ様々な問題、
・体外で「受精卵」を培養することの医療としての位置付け、
・体外受精に使用する薬剤、器具、機器、培養液などの検証、保険収載、医療機器としての承認、
・異業種や他科の参入による混乱と質の低下、
・20才後半と40才台とで同じでいいのか?
・回数に制限は?その際クリニックを変えた時にチェックする方法は?
・財源は?
などなど、挙げていけばキリが無い。
とにかく議論に議論を重ねて慎重に決めて行って貰いたい。結果、保険収載は不可能ということになっても次善の策を決めて欲しい。
少子化対策てしては微々たるものだけど欲しいと思ってる方々には手厚い政策を。