設備のご紹介

当院の設備をご紹介いたします。私たちは、患者さまに安心してご利用いただける快適な環境を心掛けています。

また、充実した設備機器により、患者さま一人ひとりに最適かつ安全な医療を提供してまいります。

顕微授精システム

顕微授精システム

通常の体外受精で受精しない受精障害や高度乏精子症では精子1個を卵子に注入して受精を補助する顕微授精が必要となります。当院では2台の顕微授精システムを設置してフル活用しています。

Piezo-ICSI

Piezo(ピエゾ)ICSIとは、ピエゾパルスという微細な振動を用いる顕微授精方法のひとつです。

通常のICSIでは先のとがった針を卵子に突き刺して透明帯を押し破り、細胞膜を吸って破り精子を注入しますが、Piezo-ICSIは先の平たい針にピエゾパルスをかけることで透明帯に穴をあけ、細胞膜もピエゾパルスをかけて破るため通常のICSIより卵子に優しい方法と言われています。

当院では現在全ての症例でPiezo-ICSIを行っております。 通常ICSIとPiezo-ICSIの違いについては以下の動画をご参照ください。

EmbryoScope®

EmbryoScope®

タイムラプス培養システムといって、受精卵(胚)を培養器の中に保管したまま培養器内に装備された顕微鏡で15分毎に撮影観察し、それを再生することによって動画のように胚の成長を観察できます。

胚に対してもストレスが少ないシステムです。移植前の説明ではiPadを使用して移植する胚の成長の様子をご覧いただけます。ご希望があれば動画をメディアにコピーしてお渡しすることも可能です(有料)。

日本では2013年春にこの機器の導入が始まりましたが当院はこの機器を日本で最初に導入したクリニックのひとつです。

タイムラプスで見た受精から胚盤胞への発育、発育良好胚と不良胚の比較の動画です。