屋久島 再訪島
こんにちわ 副院長の伊藤です。
先日、屋久島を9月に続き再び訪島しました。今回の目的は黒味岳登山です。
宮之浦岳は12月は冠雪していることも多く、登山道も凍結していることもあるため断念し黒味岳に変更しました。
6時に宿を出て、淀川登山口へ車でむかいます。登山開始したら30分で世界遺産エリアに入り、
途中で巨大な花崗岩がみえてきます。
高盤岳の山頂に乗っているトーフ岩です。
巨大な岩が豆腐を切ったようにきれいに割れています。
その他にも奇岩がたくさん転がっています。
どんどん森を進むと花之江河が現れます。
ここは日本最南端の高層湿原です。
高層湿原は尾瀬なんかが有名ですが、屋久島にもあるんです。
きっと春、夏にはにはたくさんの高山植物が咲くんでしょうけど、
さすがに12月には見られませんでした。
さらに頑張って登っていくと黒味岳ルートへの分かれ道となります。
ここからは森をぬけ、周りが開けていっきに景色が綺麗になります。
ただ岩場をロープを使って登ったり、ちょっとだけアドベンチャー感覚です。
十分に気を付けながら登っていくと、いよいよ黒味岳の山頂に到着です。
1831mの山頂は大きな岩で、そこからは晴れていれば宮之浦岳や永田岳などの山々が見渡せるそうですが、今回はガスがかかっていて観れませんでした。
ただ高所恐怖症の自分には下が見えなくてよかったかもです。
山頂岩の先端にはさすがに怖くて行けませんでした。
さすがに12月、山頂はとても寒かったですが、いっぱい着込んでしばらく綺麗な景色を堪能しました。
往復6~7時間の黒味岳登山です。屋久島の苔むす森、屋久杉、淀川の清流、巨大奇石群、湿原、ちょっとした冒険心、山頂の恐怖(高所恐怖)などなど楽しみ満載のコースです。さすが「ガイドさんの密かなイチオシコース」でした。とても楽しかったです。