鰻池
副院長の伊藤です。先日指宿市の鰻池に行ってきました。
鰻池へ行くのは今回で2回目です。でも1回目はもう30年前になります。
指宿や池田湖には何度も行ってるのに、その隣にある鰻池には寄ることがありませんでした。
鹿児島に住んでいる方でも行ったことがない方も少なくないんじゃないかと思います。
周囲4km、深さ60mの噴火口にできた池です。湖との違いはわかりません。
その畔には小さな集落があり、そこに鰻温泉があります。
今回はその温泉が目的です。
鰻地区では至る所から高温の蒸気が噴出しています。
その蒸気を利用して料理を作るかまどが作られています。それを巣目(スメ)と呼ぶそうです。
そしてスメで作った料理をスメ料理といって、鰻地区の名物になっています。
公衆のスメもあって、300円でいろんなスメ料理を自分で作れるようです。
実際に作って食べてる観光客もいらっしゃいました。
集落内には区営の銭湯があります。
征韓論に敗れた西郷さんが薩摩に帰ってきて、しばらく鰻温泉で猟をしながら休養されていたゆかりの温泉だそうです。
もちろん宿泊した民宿のお風呂も最高でした。
単純硫黄泉でとてもやさしいお湯でした。
夕食にはもちろんスメ料理もでてきます。
とくに、とり肉のスメ料理は表面を炙って蒸してあるので、身は柔らかくで香ばしさもあり、美味しいうえにヘルシーで最高でした。
とにかく静かなところで、露天風呂では鳥の鳴き声以外は何も聞こえませんでした。
とてものんびりできました。
翌日は山川の枚聞神社(ひらききじんじゃ)にお参りをして帰りました。
この神社は菜の花マラソンのコース横にあるので、毎年走りながら境内横からお参りしています。
今回はちゃんと境内でのお参りです。とてもきれいな神社でした。
きっとご利益があると思います。
今回もとても満足でした。
鹿児島にはまだまだ行ったことのない温泉がたくさんあります。
これからも楽しみです。