治療のすすめかたについて

こんにちは。外来看護師です。

最近は随分と涼しくなり、朝夕は肌寒く感じますね。私は昔から冬が大好きなので、ようやくやってきた寒いこれからの季節を楽しみたいと思ってます。

今回は治療のステップアップについて少し書きたいと思います。
タイミング→人工授精→体外受精と段階的に治療は進んでいきます
まず、一通りの検査が終了して問題がなければタイミング治療から開始します。

一回の排卵での妊娠率は約20%なので、5〜6回同じ治療をしても妊娠しない時はステップアップを考える時期になります。ただ、年齢や家族計画によっては早めにステップアップを考える事も必要になります。ただし、必ずしもステップアップをする必要はありません。ご夫婦の考えであればタイミングを続けることも選択の一つです。

あくまでも、治療の進め方はご夫婦の希望が一番になります。といっても、なかなか考えがまとまらなかったり迷ってしまいますよね。
また、気持ちが治療に向かなかったりする事もあると思います。そういう時は治療を少し休む事も個人的にはアリだと思ってます(あまり長い休憩はおすすめできませんが、、、。)

タイミングの次の治療が、人工授精(AIH)になります。これは排卵日にあわせて精子を子宮内に注入する治療です。タイミングの代わりにAIHをしますので、受診回数が1回増えることになります。ご主人が病院に来る必要はなく自宅で採取した精液を持参してください。
妊娠するまでは日常生活に制限もなくAIH当日もお仕事して問題ありません。周期毎の都合や希望でタイミング治療に変更する事も可能です。

色々と書きましたが、読んでもわからない事や確認したい事が沢山あると思います。
ご興味ある方はスタッフまでお知らせください。
詳しく説明しますね😁

体外受精(ART)については別の機会で書きたいと思います🍀

不妊治療には正解はありません。ご夫婦の気持ちを一番に考えられるようにサポートしたいと思ってますので、いつでも気軽にご相談下さい。
以前もご案内しましたが、看護相談や心理カウンセリングも上手に活用して下さいね♪

S原さんのブログにも書いてありましたが、11月13日はこうのとりフォーラム in KAGOSHIMAがセンテラスで開催されます。
ご夫婦で治療の事を考える良いきっかけになると思います。スタンプラリーなども企画されており楽しいイベントです。看護師や培養士の相談ブースもあります!
是非ご参加下さいね♪♪          お待ちしています😁